何十年も前のこと。
群馬の高校2年のとき。
毎日のように図書室で本を借りて読んでいた。
下校して、一日が終わり、父母が就寝してからも、夜中に様子をみにくる父に気づかれぬよう
布団を被って読書していた。
中でも『風と共に去りぬ』は面白くて おもしろくて 徹夜して読了。
そのうち図書室に、見慣れない若い女性がいらっしゃるようになり、カウンターで気楽に
著者名など おききしたりすることができるようにもなった。
ある日その方が、”あなたがタカジョで 一番
本を借りている人ですよ”とおっしゃって
小さな賞状と記念品を下さった。
放課後図書室に行き、本を借りて読んではいたものの、あくまで自分のためであって、賞状を
頂いたり褒められるためではなかったので
不思議だった。
あとでその方は、図書館の専門的職務に従事する「司書」という職業の方であることを知った。
あの司書の方が私にして下さったことが、
ずっと私に良い影響を与えて下さってることは間違いない。
現在も私は沢山の本に囲まれて暮らしているから。
フェイスブックで友達になり、その方の日常を想像したり共有したりの毎日が、昔、本を読んで いろんなことに思いを馳せていたことと
共通するような気がして、嬉しかったりする。

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